kazuranomori’s diary

植物の実験をしています

植物の不思議を探るため、日々実験をしているブログです。植物の面白さを知るきっかけになれば嬉しいかぎりです。

多肉の葉ざし成功率

たくさんポロポロと落ちる姫秀麗。前回は日なたと日かげで実験をしました。

 

kazuranomori.hatenablog.com

 今回は葉ざしの成功率を調べます。

 

 

 姫秀麗とは

まず、姫秀麗がどんな植物なのでしょうか?

原産は中米の多肉植物。グラプトペダルム属になります。

 

葉挿しとは

植物の増やし方の1つで、挿し木の一種です。

 

実験方法

状態の良い姫秀麗の葉ざしを100枚用意します。日陰の暖かい場所に保管して、発根かつ芽が出たら成功とします。

 

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姫秀麗の葉ざし100枚

 

実験結果

大体、二週間くらいで変化が起きました。

まず、細い根っこが出てきます。その後、小さな芽が出てきて伸びてきました。日の当たらない場所に置いてあったせいなのか、徒長してしまい、もやしのような姿になりました。

 

25日目

だいたい芽が出たので実験終了としました。

 

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  • 根っこと芽が出た 94枚
  • 根っこのみ出た  4枚
  • 何も出なかった  2枚

 以上の結果となりました。

今回は状態のよい葉を選んで実験しましたが、なかなか高い成功率ではないでしょうか。無作為に葉を取ってやったら、実際は小さすぎる葉なども混じるので、もう少し成功率は低くなりそうです。

 

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芽が伸びた姫秀麗

 

植物の生命力はすごいですね。ふと見たら、根が出始めていたりと面白いです。また違う種でも実験してみたいと思います。